ウチには小学校2年生の
長男がいるのですが、
昨年から少年野球チームに
入って頑張っています。
そんな彼の今年の目標はズバリ
「試合でホームランを打つ」
です。
これは、父親として、
いや、自称敏腕マネージャーとして
絶対に彼に「ホームラン」を
打たせないといけません。
そこで、得意のパワポを駆使し、
息子の為に、
バッティングの奥義をまとめた
「五輪書」を作成開始しました。
要は、バッティングの指南書です。
「あはっはっは」
これが作ってみると、
ビジネスの企画書と共通点が多くて
笑っちゃいました。
ただ、解説するだけでは無く、
当然、伝えなくてはいけません。
伝えようと思うと、
分かりやすい表現や、
時には、図解が必要です。
そして、最初に興味を引くために、
キャッチコピーが重要です。
キャッチコピーは色々と
考えて悩みました。
多分10案ぐらいは考えたと思います。
今回、息子が試合でホームランを打ったら、
「ビヨンド」という高級バット
（3万9千円もします。）
をプレゼントする。
という約束がありますので
キャッチコピーは
試合でホームランを打って、
ビヨンドを手に入れないか？
と得られる明るい未来（ベネフィット）を入れました。
ちなみに、ターゲティングコピーは
「背番号57番のきみへ」
です。
これで、息子は
「あ！自分の事だ！」
と思うに違いありません。
リードコピーは
「ホームランを打つのに
力はいらないって知ってた？」
と続きが気になる
効果を狙いました。
この五輪書は
20ページぐらいのスライドで
もうすぐ完成予定ですが
今まで作ったプレゼン資料の中で
一番疲れましたが一番良い資料になりそうです。
なぜなら、「子供でもわかる」
表現に全力を注いだからです。
例えば、
「バットを地面と平行にする」
と言いたいのですが、
息子は「平行」という言葉を知らないので、
「バットにお皿が乗っていると思って
落とさないようにする」
という説明に変えたりします。
これは、子供に限らず
大人のプレゼンのシーンでも同じです。
ビジネスのシーンでは、
難しい言葉を使うと、
仕事がデキるように見えると
勘違いしている事があるように思います。
実は、簡単で分かりやすい言葉を使う方が、
相手のストレスが減って
一番伝わると思います。
ちなみに資料の構成は以下です。
①表紙（ターゲッティングコピー、メインコピー、リードコピー）
②目次
③ビヨンドの紹介（ベネフィット）
④僕のプロフィールと実績
⑤ホームランを打つ為に必要な3つの事
⑥ホームランを打つ時に狙う場所
⑦ホームランを打つ時に良いカウント
⑧タイミングの取り方
⑨バットの握り方
⑩バッターボックスの立つ場所
⑪構え
⑫テークバック
⑬トップ
⑭スイング
⑮インパクト
⑯フォロースルー
⑰フィニッシュ
⑱チェックリスト
⑲まとめ
⑳最後に
ポイントは、
ホームランを打つというゴールを達成する為の
「具体的な兵法」を記載してある事です。
ただのバッティング解説書ではありません。
【追伸】
子供に資料を作るのは過保護と
思われるかもしれませんね。
息子が「言ってわかる子」なら
資料作成は時間がかかるので、
作りたくは無いのですが、
長い目で見ると、
何度も同じ事を聞かれたり、
言ったりしなくても良いので、
重要な事を伝える為の手段として、
資料作成は絶対必要だと思っています。
ビジネスのシーンでも
相手が動きが悪いと感じる時は、
指示を出す方に問題がある事がほとんどです。
【おすすめ】
ビジネス用語解説について
以前のメルマガに書いていました。
しょうもないので、
金曜の夜に読んでください
https://bloominc.jp/news/20160427/
【最後に一言】
わかりやすくする
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ライターについて：
NAKAYAMA(44歳)
O型 おうし座
YAZAWA(矢沢永吉さん)を漢だと思っている
当メールマガジン「ザ・ベネフィット」の発行人。
家族構成 妻 子3人
先日、カミさんの誕生日にAppleWatchを買ったら
自分のも欲しくなって買いました。
最新のAppleWatchは凄いですよ。
なんと「トランシーバー機能」がついています。
隣にいるカミさんと、トランシーバーで話すのが
最近の楽しみです。
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