連日、「比較サイト」をテーマにメルマガを
書いています。
昨日は、エアコンクリーニング会社の
比較サイトから、
実際に発注してみた、ユーザー側の視点で
記事を書きました。
今日は、比較サイトで集客をしたい企業側からの
視点で書きます。
【比較サイトのビジネスモデル】
比較サイトの運営会社によって
ビジネスモデルは違いますが、
大体の場合は、「掲載料」モデルだと思います。
例 比較サイトへの掲載料として1ヵ月10万円
という料金体系か、
「成果報酬」モデルだと思います。
例 比較サイトからお問い合わせがきたら1件1万円
それか、「掲載料」と「成果報酬」両方の場合もあると思います。
いずれにしても、「比較サイト」は、
掲載企業からの広告費をサイト運営費の原資にあてています。
運営費は具体的には、
リスティング広告や、SNS広告、SEO対策をして、
比較サイトへの集客をしています。
掲載企業のページを作成したり、
サイトの保守、メンテもあります。
つまり、掲載企業さんの
「集客代行とHP保守管理サービス」
という事になります。
もっと言うと、WEBが苦手な会社の為の、
「WEB担当」というイメージです。
【比較サイトに出稿して、集客出来るのか？】
多くのお客さん（ユーザー）は、
まず「金額」を見ると思います。
ですので、料金が安い会社は、
問い合わせは来ると思います。
次に、ページに記載されている「内容」になります。
大体の会社は自社サービスの良さを、
ページに落とし込む事が苦手なので、
良さを伝える事が出来ていないと、
集客は出来ないと思います。
だって、見ているユーザーは、選ぶ理由が無いからです。
【掲載企業は、比較サイトに出稿して採算が合うのか？】
一番知りたいのは、ここですよね。
結論から言うと、採算は「合わない」
事の方が多いと感じています。
クリーニングの代金は、
エアコン一台1万円もしませんでした。
こんなに安くて、クリーニング会社は採算があうのでしょうか？
気になってしまい、クリーニングに来ていただいた
スタッフの方に、
「掲載していた比較サイトは、掲載料がかかるのですか？
それとも、成果報酬で費用がかかるのですか？」
と聞いてしまいました。
すると・・・
「掲載料」なんです。。。
という答えでした。
つまり、契約に結びつかなくても、
広告費がかかるという事です。
例えば、比較サイトに掲載料月10万円を払っていたとします。
すると少なくとも、10件以上契約しないと、
当然赤字です。（商品単価が1万円の場合）
10件以上契約できる（掲載料はペイできている）のであれば
比較サイトは検討の予知はあると思います。
以上、出稿する企業側の視点で
比較サイトについて書きました。
比較サイトは、ユーザー（発注者）は会社を探しやすく、
便利で、しかも無料ですが、
掲載企業側からすると
たくさんの会社の中から、比較されるので、
「価格」が安いところが有利です。
・まずは実績をつみたい。
・数をこなしたい。
・顧客対応力には自信がある。
という会社さんの集客方法には良いと思いますが、
やはり、自社サイトへの集客が出来るが
一番良いです。
顧客対応力というのは、
営業や、接客、アフターフォロー等です。
これらが良いと、リピートをしてくれる可能性が出てくるので、
赤字で集客してもリピートで黒字に出来ます。
既にリスティング、FB（インスタ）、
次の手段として、比較サイト。という選択が理想です。
【追伸】
自社で、比較サイトの制作は
あまりオススメしません。
業界にもよりますが、かなり大きいスーモのような
ポータルサイトがある業界ですと、
そこに勝とうと思ったら、
巨額の投資が必要です。
大きい比較サイトがない業界で
比較サイトを作る場合、
どこかの比較サイトに、
出稿してみると良いと思います。
すると比較サイトの全体の流れを理解出来ると思います。
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