事務所より
週末はゆっくりお休みになれましたか？
こんにちは。NAKAYAMAです。
僕は、長男と次男を連れて
近くの釣り堀へ、釣りに行きました。
釣りと言っても、「金魚釣り」です。
釣り堀の隅っこの方で、「金魚」の釣り堀があって、
「練り餌」を丸めて針につけて、竿を垂らして釣ります。
大きい釣り堀もあるのですが、そちらの小さい方が
数が釣れるのでまだ小さいキッズ達は、楽しめるのです。
それにしても、釣れ過ぎました。1時間ほどで、70匹以上も釣りましたよ。
周りにいたキッズたちは、僕たちより早く来ていたのに
10匹程度しか釣っていませんでした。
同じ商品を、素早く売ってくる営業マンと、
時間をかけて売ってこない営業マンがいるのと同じ話だと思うので、
なぜ、ウチのキッズが、短い時間で、7倍もの釣果を上げたのか？
解説したいと思います。
まず、前提条件として、ウチのキッズが、
「何か特別優れていた」という事は無いです。
父親に似て、瞳はブルー。
ちょっとハンサムですが、あんまり賢く無いです。
特別、釣りに精通している訳でも無いし、
素早くも無いし、アシュラマンのように手が6本ある訳でもありません。
では、何が他のキッズと違うのか？
実は、金魚は、「釣られまい」と慎重に、
餌に近づいてくるので、
餌を垂らしているだけだと
餌だけ食べられて、釣れないのです。
そこで、餌を一口食べた時に、
「ウキ」が一瞬沈むので、
その瞬間を逃さずに、「ピュッ」と竿を上にあげると、
金魚の口の先に、針が引っ掛かり釣れるのです。
この「ピュッ」と竿を上にあげる事を
玄人達は「合わせる」と言います。
流石に、子供は「合わせる」のは難しいので、
浮き沈んだ瞬間に
僕が息子に「上げろ」と言うと、
息子が竿を上げるように（合わせるよう）
に指示をしているのです。
餌の大きさと、餌のつける場所も重要です。
餌は、金魚が一口で食べられるように
米粒ぐらいの大きさにして、
針の先に「引っ掛ける」ようにしないといけません。
これをする事で、釣れた時に、金魚の口に
針が引っかかった状態で釣れるので、
すぐに針から外せるのです。
一般的には、
「針を隠すように餌をつける」
というのがセオリーのようですが、
それをやると、針を丸呑みするので、
釣れた後に、針を金魚から外すのが時間かかるのです。
僕の仕事は、
①針に餌をつける
②合わせるタイミングで「上げろ」と言う。
③魚を外す。（また①に戻る）
の繰り返しです。
ひたすら、米粒の大きさに
餌を丸めるのは外注（次男）です。
長男は、竿の出し入れに専念。
この「完全分業制」をする事で、
長男が餌をたらす回数が、圧倒的に増えるのです。
実力がなくても、他に圧倒的に差を
つける方法をまとめますと、
・まず、「圧倒的に数を増やす方法」を考える。
・その為に、作業プロセスを分けて考える。
・分けたプロセス毎に、担当者をアサインする。
です。
1つの仕事も、完了まで複数のプロセスがあると思います。
複数のプロセスには、違う種類の仕事もあります。
その違う種類の仕事を分けて、
いかに、得意な事だけに集中させるというのが理想です。
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きっと、苦手なところを直すより、
得意なところを伸ばした方が、
当人も会社もレバレッジーズになると思います。
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＜最後に一言＞
瞳はブルー
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