事務所より

 
府中にある中華料理屋さんなのですが、

 
店の前に「おすすめメニュー」を書いた

ポスターを貼っていました。

 
キャッチコピーは

「当店名物　陳麻婆カレー麺」です。

 
「ヤメろ。もうウンザリだ」

 
NAKAYAMAは内心

イライラしてしまいました。

 
陳を語る中華料理店は山ほどあって、

その度に心踊らされるのですが、

 
実際は、別に陳健一と関係無い事が多かったのです。

 
それに、「麻婆カレー麺」なんて、ありえなく無いですか？

 
自信満々で、

 
リスティングもSEOも

「自社で上手く行っています」

 
と言われている気分です。

そんなバカな事があるワケが無いです。

 
・麻婆豆腐

・カレー

・ラーメン

 
この単品で十分美味しい主役達を

一緒にする事で、

 
それぞれの良さを、殺してしまった例を

僕は散々見てきました。

 
ベンチャー企業でも、

 
イケてる会社同士が、

センセーショナルな業務提携をしたのに

 
「意外とやりづらくて」

お互いの良さが半減してしまう事は多いです。

 
野球で言うと巨人です。

麻婆ラーメンは、時々、中華料理屋さんに

ありますよね。

どのお店もまあまあ、美味しいのですが、

それぞれ、単品で食べた方が美味しいのです。

それなのに、さらにカレーも入れる。

というのだから、もう呆れちゃいますよね。

「はいはい。好きにすれば」

と思って、店の前を通過しようとしたのですが、

そのお店、ほぼ満席なんです。

人気店のようです。

気になって、もう1回、店の前のポスターに目をやって

陳麻婆カレー麺の写真をよく見ると、

温泉卵がのっています。

個性の強い、カレーと麻婆豆腐を

温泉卵が仲介しているというワケです。

「ゲ！」

もしかして・・・

なんと、石焼鍋で提供されるようです。。

「そんなワケねーだろ！」と

心の中で叫び、お店に入りました。

 
実際食べて見ると、麻婆豆腐もカレーも

辛いのですが、それぞれ美味しいですし、

 
太めのしっかりとした麺にも

全然合います。

 
温玉存在も大きかったです。

 
そして、それぞれの個性を最大限に出せた

1番の理由は、「石焼」です。

 
個性の強すぎる彼らを、

同じ熱で提供する事で、

 
それぞれの「良さ」を出す事に成功しています。

 
難しい仕事を巧く進めるには

「熱」＝パッションが必要です。

 
＜P.S.＞

冷めた料理には、何をかけても

美味くならないですよね

 
＜オススメ＞

チャーハンと唐揚げと麻婆豆腐のランチセット等

他のメニューも贅沢で美味しそうでした。

https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132602/13210969/

 
＜今日の一言＞

温玉は最初に割れ！

 
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