事務所より
事務所に一本の電話が鳴った。
僕が出ると、電話の相手はこんな事を言うのです。
「ある上場企業の社長様が、
仲山さんの力を必要としています。
新規事業を任せたいのですが、興味はありませんか?」
ん?どう言う事かな。
僕の力を必要としている・・・?一体誰が・・・
電話の相手に聞いてみると詳細は話せないから、
「一度会って詳しい話をしたい。」と言います。
ところで、上場企業の社長さんって
一体誰なんだろう?
うちの会社番号を知っていると言うことは
名刺交換とかした人なのかな?
など、心当たりを探しますが、
全く思い浮かびません。
まあ、僕に声をかけるなんて、
とてもセンスのいい社長だと思うので、
内容はさっぱりわかりませんが、かなりテンションが上がりました。
その上がったテンションを、
悟られないように平静を装い言いました。
NAKAYAMA「要はヘッドハンティングってことかな?」
ヘッドハンター「イグザグトリィ(おっしゃる通りでございます)!」
NAKAYAMAは内心ドキドキしていました。
【ダイレクトリクルーティング】
なるほど、企業も待ちの状態では無く、
こうやって直接、ヘッドハンティングしているんですね。
いやー困っちゃいますよ。
だって、僕、大取で社員もお客様もいる中で、
そんな他社さんの、新規ビジネスは出来ませんよ。
でも、一体いくらぐらいもらえるんだろうか?
なんて邪な考えも出てきて、
ふと、ヘッドハンティングの男に聞きました。
NAKAYAMA「ところで、今回のオファーは僕をご指名なんですか?
それとも、特に指名では無くて、色々な方に声をかけてるんですか?」
ヘッドハンター「後者です」
僕だけじゃないんかーい。
<P.S.>
最近はまだあるのか知りませんが、
マネージャー職の名刺を買取る
ヘッドハンティングの会社がありました。
結構いい金額で買取るので、
持っている名刺を売っている人もいました。
<オススメ>
嘘の会社名で電話をかけてくる事もあります。
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<最後に一言>
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