自宅より
豆苗の販売で、年商100億を叩き出す
「村上農園」さんの販売手法が
とても参考になります。
豆苗を使ったレシピを動画にして
それをYoutubeにアップしているんです。
農家さんが、自社の商品の食べ方まで
提案しているのです。
実際にその動画で、出荷量が増えたそうです。
【豆苗の出荷量が1.6倍になった動画がコチラ】
そんな村上農園さんは、
もともと、カイワレ大根が専業で
出荷量日本一だったそうです。
ところが、0-157流行してしまい、
その原因が「カイワレ大根」という
風評被害を受けてしまいます。
必死に「安全性に問題無い」と繰り返しましたが、
売り上げが4分の1にまで激減してしまったそうです。
自分の会社の売り上げが
4分の1になったと想像すると、
どうでしょうか?
恐ろしいですよね。
実際に同業他社は倒産し、半減したそうです。
村上農園さんも倒産の淵に立たされました。
そんな抜き差しならない状況で、
村上農園さんがとった戦略が
徹底したコストカットです。
こんな状況でも「あきらめない」と言うのが
すごいですよね。
社長の村上さんは、大変な状況だからこそ、
「それに立ち向かうしかなかった」と言います。
実際に社内に送った「回覧板」が
こちらです。
↓↓↓↓↓
【社外秘 全員回覧の事】
まず、今日から次の事項を必ず実行してください。
営業経費の節約について
ただちに、金の掛からない営業活動に徹する事。
1)金の掛かる出張はしない事。
掛かってくる相手の電話を最大限利用する事。
2)高速道を利用しないで往復できる範囲で移動する事。
3)販売販促費の使用を直ちに停止の事。
4)接待交際費の使用を直ちに停止の事。
5)最小限の営業活動以外の旅費交通費の使用停止の事。
6)みだりに電話をしない事。
相手の電話を徹底して活用する事。
ファックスによる連絡を徹底する事。(問い合わせ当の電話がないように、要点をまとめる事)
電話使用者は、事故の電話記録を取り社長に提出の事。
↑↑↑↑↑
このような回覧板を社内に回して、
徹底的にコストを減らして行ったそうです。
そして、当時試験的に生産していた「豆苗」で
売上げを持ち直し、
今となっては、その豆苗をメイン商品として、
年商100億円です。
<P.S.>
村上農園さんのとったコスト対策が
「生存戦略」です。
企業には2つのフェーズがあると思います。
それは、
「まずは潰さない。」
という「生存」のフェーズと
「もっと良くして行こう」
という「成長」のフェーズです。
それが、「生存戦略」と「成長戦略」です。
この2つは全く真逆の戦略にも関わらず、
これを知らない為に、
同時に進められている事が多いです。
「生存」と「成長」の戦略については
また別の機会に書こうと思います。
<オススメ>
豆苗研究会
http://www.murakamifarm.com/myouken/
<今日の一言>
これから上野で打ち合わせです。