自宅より
これは、自動車のパーツを下請けで作る町工場、
錦見鋳造㈱の話です。
バブル崩壊後、
売上が激減していた時に、
さらに追い打ちとなる
深すぎるダメージを追う事件が起こります。
売上の6割を超える
ビッククライアントから、
突然、30%OFFの値下げを要求されたのです。
何の前触れもなく、急に呼ばれて言い渡されたのでした。
その条件では、会社が倒産してしまう・・・
それを伝えるとクライアントの
担当者はこう言いました。
「嫌ならやらなくていいんですよ」
「君の代わりならいくらでもいるんでね」
クライアントの方から
仕事を依頼してきた案件でした。
こんな経験をされた経営者の方は
多いのではないでしょうか?
NAKAYAMAも御多分に洩れずです。
本当に悲しいのと悔しいのが
入り混じりますよね。
錦見鋳造社長「錦見さん」は、
その事件の悔しさをバネに
「脱下請け」に挑みます。
ちなみにこの時、
廃業か、継続かの選択を迫られている
ような状態だったそうです。
そこで、今まで培ってきた
金属を溶かし、鋳型に流し込んで物をつくる
鋳造の技術力を活かし、
フライパン製造メーカーに生まれ変わろうとします。
厚さ5mmが限界と言われていた、
フライパンを1.5mmまで薄くする事に挑戦します。
なぜ、1.5mmなのか?
たまたま呼んでいた新聞に
———-
企業が生き残るためには、
他社よりも3倍の技術力を生み出すしかない
———-
という記事の掲載があったからです。
そこで、錦見さんは、
5mmの約3分の1を目標にしました。
厚さ1.5mmのフライパンは世界中探しても
どこにありませんでした。
「どこにもない」と言う事は
やはり、技術的に難しく、
来る日も来る日も
フライパンを作っては失敗し、
売上が激減する中、
3年間で、2,000万ものコストをかけてしまいました。
狂気の沙汰だと思います。
そうして、苦節9年。
ようやく1.5mmのフライパンを完成させました。
1.5mmで、重さは、980g
世界のどこにもないフライパンです。
価格は1万円です。
発売されるとすぐに
雑誌やテレビに取り上げられ、
有名百貨店に並ぶと、注文殺到。
なんと1万円という高価格にも関わらず、
2年以上も待つそうです。
このフライパンで、
年商2億5千万越え。
ヒロミ郷を軽く超えました。
この魔法のフライパンは薄いので
料理に一気に熱が伝わり、
表面はカリッと、中はジューシー
な料理になるのです。
「君の代わりならいくらでもいる」
この発言から9年。
この時の熱い気持ちが
あなたの料理を一気に過熱させる事になりました。
このフライパンは15年も
もつそうです。
<P.S.>
他に「無い」と言う事は、間違いなく
ハードルが高い商品です。
売れないと言う事かもしれません。
それでも、無いと言う事はチャンスです。
そこに挑むのが志なのだと思います。
<おすすめ>
魔法のフライパン
https://www.nisikimi.co.jp/mahonofrypan/
<最後に一言>
愛し合う瞳が火花を散らすよ。
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