自宅より

横浜のちょっと先で打ち合わせだったのですが、

帰りの電車で、釣り帰りのおじさん2人の会話が聞こえてきました。

「仕事がしたい」

と言うのです。

定年退職されたんですかね？

僕は、釣りの格好したおじさん2人を見て

「釣り行きたい」

と思ったのに、お互い、

「無いものねだり」

「隣の芝が青く見える」

と言う事なのでしょう。

今日のガイアの夜明けは

「美しき下着戦争」

というタイトルで、ブラジャーのメーカーの熾烈な仁義なき戦いが

紹介されていました。

ここで、言う、「仁義」とはワイヤーの事です。

ファストファンションの王者

ユニクロが、

女帝、ワコール、トリンプの売り上げに

迫っているのです。

その秘訣は、「ワイヤーを無くす」事で求めた着心地です。

ネット業界で例えると、

楽天、Yahooに迫るGMOみたいなイメージでしょうか？

ユニクロは凄いですね。

ワイヤーを無くすという発想は、

大手も真似し始めています。

NAKAYAMAは昔、Sexyz（セクシーズ）と

いうバンドを組んでいたので、

今思えば、ワイヤーが痛かったです。

性癖では無いですよ。

あくまで、プロモーションと

メンバーや、ファンとの一体感の為です。

 
自分たちの音楽にウソが無いように、

純粋な気持ちで向き合いたい。

そんな理由で、

スケスケのランジェリーをバンド衣装にしていました。

まあ、昔の話です。

さて、ブラジャー市場の

熾烈な争いについては、こんな感じです。

1,900円で、デザイン無の「ユニクロ」

3,900円で、華美なデザインの「トリンプ」

8,500円と高額なものの、4万人以上の女性のデーターを収集して、

女性の動きを化学的に解析して、作った「ワコール」　

そして、この王者達にたった1人で挑戦するベンチャー企業がいます。

雑居ビルの1Fで、徹底的に「素材」にこだわっているメーカーです。

その名は、ババン！

「ナオランジェリー」です。

素材は全て国産。 Made in JAPANです。

価格は、平均15,000円と一番高いのにもかかわらず、

売れているんですよね。

わざわざ、雑居ビルのオフィスに、

ブラジャーを求めて買いに来るお客さんもいるようです。

ユニクロも、トリンプも、ワコールも

何かやろうと思ったら、豊富な資産があります。

人員もいますし、広告も打てます。

綺麗なオフィスで、スマートに打ち合わせて、

芸能人をモデルに使う事が出来ます。

一方で、「ナオランジェリー」

は全部1人でやります。

素材選びから、プロモーション、店頭に立つのも

社長が1人でやります。

任せられる人がいない。

というのは、本当に辛いと思います。

個人的にはダントツで、ナオランジェリーを応援したくなります。

下請けの会社も、やっぱり応援しているようで、

通常ですと受け無いような小ロットの注文も対応していました。

そして、売れていました。

購入者の声を聞くと、日本のレースで日本の職人が、

「シッカリ作っている。」

「デザインが良い。」

という所が購入のポイントだったようです。

シッカリとした技術の提供、デザインの良さ。

これが、あれば、安くしなくても選ばれる。

と言う事だと思います。

ベンチャーの良い闘い方だと思います。

ナオランジェリーは、日本で良いモノづくりをして、

海外で世界展開するのが夢だそうです。

小宇宙(コスモ)高いですよね。

そのホックは外さないで欲しいです。

＜P.S.＞

夜中におっさんが、録画したブラの番組を見て

ブラについて、書いています・・・

＜オススメ＞

明日は柏で打ち合わせです。弥生軒のから揚げそばが楽しみです。

https://tabelog.com/chiba/A1203/A120304/12000505/

＜今日のひとこと＞

今日のメルマガ、また解約が多そうだ・・・
　
 

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