タリーズより
M&Aの「損害保険」が注目されている
という記事が日経新聞に掲載されていました。
MAの際に、買い手企業は、売り手企業の
資産査定(デューデリ)を行い
購入後に損害をが生じるリスクが無いか?
徹底的に調べます。
それでも、購入後に上手く行かず、
トラブルに発展する
と言う事がよくあります。
売り手に損害賠償を求めると
紛争に発展する可能性が高いです。
そこで、買い手に生じた損額を、
売り手に代わって保険会社が補償する
「表明保証保険」
という保険商品が注目されているようです。
保険と言っても、負担額は買収額の20%
(保険料は保険額の5%)
保険の審査担当が外国人なので、
MA関連書類が、英語表記の案件に限られるとの事なので、
まだまだ敷居は高そうですが、
デカいディールのMAの際は、
「表明保証保険」を検討しても良いのかもしれません。
そもそも、MAなぜそんなにトラブルのか?
沢山のMA案件を見てきたNakayamaが
思うには、
「買い手側」に問題がある気がしています。
買い手側が、自分達が何をしたいのか?
何が欲しいのか?
が明確に見えていない事が
おおいにあるように思います。
「良い会社があれば、買うよ!」
なんて声はいくらでも聞きますが、
良い会社は売る必要がないので、
市場に出ている案件は、
基本的に「良くない案件」です。
その良くない案件の中から、
「良い部分」を見つけ出す。
と言う事になるのですが・・・
買い手が、本当に欲しい物、
本当に必要な物が見えていないと、
なんとなくシナジーを感じたけど、
「上手く行かなかった。」
と言う事になります。
売上をつけたいのか?
顧客リストが欲しいのか?
営業力が欲しいのか?
ノウハウが欲しいのか?
競合を減らしたいのか?
節税したいのか?
全てを満たせる案件は
まず無いでしょう。
「何が欲しいのか?」
これが見えていないと失敗します。
ちなみに、僕が仲介したMA案件は
トラブル「ゼロ」です。
「理由」
買い手企業自身が、
「自分達が何が欲しいのか?」
が明確に見えていた。
転職が失敗するのも、
同じ理由が多いと思います。
最初から、欲しい物を明確にするのが
難しい場合は、
「絶対に譲れないモノ」
を決めると良いでしょう。
P.S.
MAは結婚とまったく同じです。
結婚相談所のおばちゃんをあてにする前に、
あなたの理想を明確にしなくてはいけません。
P.P.S
結婚にも「表明保証保険」があると、
もっと気軽に結婚できるかもしれませんね(笑)
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赤中サッカー13時キックオフ!
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