自宅より
昨日のメルマガで
近所の薬局にニベアを
買いに言ったら、
レジのおばちゃんの
巧みなセールストークにのせられて
10倍の値段の、スキンケアグッズ
を買ってしまいました。
このオレに営業するなんて
オレを誰だと思ってるんだ?
斎藤さんだぞ。
とても悔しい気持ちです。
このレジのおばちゃんが
10倍の値段で買わせた営業テクが、
「フット・イン・ザ・ドア」
というテクニックです。
このテクニックは
「一貫性の法則」という
人間心理を利用し
少しずつ小さな「OK」をもらって、
最終的に本丸の落としたい事も
「OK」もらうという、高等テクです。
営業はもちろん、恋愛でも使えますので
是非、マスターして頂きたいです。
では、ケーススタディを見てみましょう。
お題。「ノートPCが欲しい場合」
まずは[駄目な例]から。
僕
「ノートPCが最近調子悪い。
新しいの欲しいな」
奥さん
「急だね。まだ大丈夫でしょ」
僕
「いやー時間の問題だね。異様に熱くなったりするんだよ。セミナーもあるし、
話している最中に止まっちゃったら
話せなくなっちゃう。
あ、そうだ。スーツもそろそろ買わないとな」
奥さん
「じゃあ、家に今の倍入れてくれたらいいよ」(メチャ不機嫌)
僕
「いやいや、仕事で使うものだから買ってよ」
奥さん
「稼いで来いバカ。お小遣いはあげません」
以上、交渉は決裂。
これを「フット・イン・ザ・ドア」を
使ってやってみるとどう変わるのか?
[良い例]
僕
「最近良い忙しさだよ。なんかノッてる感じ。そろそろアクセル全開に踏んじゃおっかな」
奥さん
「良かったじゃん、おつかれさん。
あんまり無理しないでね。」
(好景気と感じて、フワっと気分が上がるのがわかる)
僕
「お客さんから頼まれてセミナーやる事に
なったよ。スーツ買おうかな」
奥さん
「そうだね。今のスーツは結構着てるよね」
僕
「そうそう、PCが最近直ぐに熱くなって止まっちゃうんだよね」
奥さん
「危ないね。新しいのにしたら?」
(内心、出費がかさむなと思いながらも・・・)
※あくまでフィクションです。
上記は「フット・イン・ザ・ドア」をかりやすく説明する為の作り話ですが、
ニュアンスは伝わりましたか?
ここでも人間の心理をついた、
営業テクが働いているので、解説しよう。
まず「僕」はPCとあわよくばスーツを新調したいと考えていた。
この二つを手に入れる事がゴール。
悪い例だと、いきなりゴールを切り出して、
いきなり不穏な空気が流れる。
そして終始「防戦」一方で、最終的には、
お小遣いをもらえなかったどころか、
「稼いで来いバカ」とまで言われてしまった。
良い例だと、つかみで「僕」がアクセル踏んじゃうことに対して、
「奥さん」はOKを出している。
そして、「僕」がスーツ買う事に対しても、
問題無くOKを出している。
最終的にPCを欲しがる「僕」に
「出費がかさむな」と思いながらも、
奥さんはOKを出す事になります。
まずは、小さな「OK」をもらおう。
話はそこからだ。
P.S.
フット・イン・ザ・ドアの名前の由来は
飛び込みの営業マンが、
まずは「足だけで良いから
玄関に入らせて。」
という所か来ているらしい。
<オススメ>
ニベア戦略 ~グッバイ乾燥肌~
https://bloominc.jp/news/20161111/
<今日のひとこと>
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