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2016/06/02 木曜日

一歩も歩けなくなってしまいました・・・

事務所より

この物語は1人の起業家が、登山を通じて、
経営とは?人生とは?見つめ直す、

ノンフィクションストーリーです。

~前回のあらすじ~

ズタボロになりながらも
何とか5合目まで到着。

そこで見た物は、はるか先にある
遠くに見える頂上。

うそ、、、あそこに行くの・・・?

動けるのか?Nakayama!

今夜ついに完結。
~~~~~~~~~~~~

5合目で疲労はピークに達していましたが、

「頂上を目指す!」という
登山に対する考え方を

目の前の道を、行けるところまで
「全力を尽くす!」

という気持ちに切り替えた所、
精神的に楽になり、

「よっしゃ!」という気持ちになりました。

5合目の休憩で、どら焼きとか、ようかん、
チョコレート(M&M)を食べて、

薬局で買ってきた、「アミノバイタル」
という、アミノ酸が摂れる粉を

水で流し込んだのが良かったようで、
体力も少し回復しました。

5合目からの道は、
今まで以上にとても険しくて

ファイト一発の連続。
https://gyazo.com/c9d02d0d14340d21e0846cfe2cd0211b

鎖を掴んで、急な岩山を登ったり、
垂直の樹の階段を登ったり、

落ちたら助からないような、
所ばかりでした。

高所恐怖症の方は、無理だと思います。

個人的には、こういう道なき道の方が、
ずっーと淡々とした、山道よりも
エキサイティングで、

ようやく、登山が楽しくなってきました。

足も手も使って、登って行くと、
手を伸ばすと、木の枝があって、

それを、使うと楽に登れたり、
ちょうど、良い所に掴むところがあって、

山が助けてくれている様な
不思議な感覚がありました。

この頃には、何故かずっと
心の中で、中島みゆきの「糸」が
流れていました。

そうこうして、ようやく7合目に到着。

ここで、朝コンビニで買ってきた
カップヌードルを食べました。

何でかわかりませんが、
泣きそうになるぐらい、
メチャクチャ美味かったです。

頂上にも大分近づき、
男女に例えると、

「家寄ってく?」って
言われる程の距離感まで縮まってきました。

ただ、残念ながら、
この7合目でタイムオーバー

体力的には、もう少し進む事は出来たのですが、
仮に頂上まで行けた所で、

日没までに下山出来ない時間、
となってしまいました。

とても悔しかったですが、
友人に迷惑かける訳にも行かないので
下山する事にしました。

内心、ようやく解放されるという気持ちと
テッペン獲れなかった悔しい気持ちになりました。

早目に決断した事で、少し時間に余裕が
できたので、軽く昼寝をしました。

下山は、友人2人とそんなに遅れを取らずに
わりとスイスイ進んでいました。

下山の方が「大変」という事を聞いていたので、心配だったのですが、全然楽勝だぜ。

と思いながら進んでいると、
急に、身体が動かなくなり、

一歩も前に進めなくなりました。
進めなくなるどころか、

立つていられなくなり、
その場に座り込んだと思ったら、

倒れ込んでしまいました。

友人が慌てて駆けつけて、
ようかんと、黒糖キャンディーを
くれました。

動けなくなったのは、
ずっと、歩いていたせいで

身体の中の糖分が、
無くなってしまったのが原因だったようです。

ようかん食べて、黒糖キャンディーを2個同時に舐めて、その後すぐにキャラメルを2個同時に舐めると、

さっきまで動けなかったのがウソのように
動けるようになりました。

下りは、行けども行けども、
景色も変わらなくて、ずーっと

ただひたすら、下る感じ。
友人とずっと、焼肉食べたいとか、

コーラ飲みたいとか話しながら
降りました。

日没が近付いた18時頃、ようやく下山。
ジュースの自動販売機を見つけた時は

「ウォーター!」とヘレンケラーばりに
叫んでしまいました。

こんなに美味いジュースは
過去に飲んだ事は無いぐらい美味しかったです。

以前、登山をした事が無い時に
「登山が趣味」、という方に

登山の何が面白いのか?
を聞いた事がありました。

その時の回答は「生を感じる事が出来るから」
という返事でした。

当時の僕は登山をした事がなかったので
その回答もいまいちピンと来ませんでした。

実際に、自分で体感してみると、
言っている意味が良くわかりました。

普段、携帯の電波が当たり前のように
あって、当たり前のように生活している
空間とは全然違う、大自然との対峙。

今回、残念ながら頂上まで行けませんでしたが
・事前準備の大事さ
・体調管理
・ペース配分
等、実生活でも大いに役に立ちそうな事を学びました。

大げさでは無くて、登山は人生の縮図でした。
上り坂がキツイと思ったら、
時々なだらかな道になり、

楽だなぁと思って歩いていると、
また急な坂が現れる。

そんな中で、掴みやすい木の枝や
足をかけやすい地形になっていたりして
自然が助けてくれたり、、、

とまあ、本当にシンドかったですが、
行って、テッペン目指して、

自然の厳しさを知り
「謙虚さ」を学びました。

山ナメんなよ。という
とてもいい経験でした。
また次回リベンジしてやろうと思います。

<追伸>
1回目の登山で、頂上に行けなくて
良かったと思います。

「負けを知っている」と言う事は
とても大切な事だと思います。

<オススメ>
【甲斐駒ヶ岳】 黒戸尾根ルート
http://www.japanesealps.net/south/kaikoma/kurotoone.html

<今日のひとこと>
「アミノバイタル」

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