事務所より
お笑いタレントの又吉直樹の本「火花」
を頂いたので、少し読み始めました。
賞まで取った大人気の小説なので、
とても楽しみです。
まだ途中なので、これから面白く
なってくるのかもしれませんが
どうも頭にスっと入ってこない。
おそらく、スっと入って来ない理由の一つが
「文章がわかりづらい」というのがあります。
普段、仕事でもコミュニケーションが円滑にいかない時があります。
その原因が、「メールが読みづらい」
と言う事があります。
よーく読んでみると、とても良い事を言っていたりするので勿体無いです。
一生懸命伝えようとしていて、
書けば書くほど、わかりづらくなっているようにも感じます。
契約書なんて、その典型。
必ず必要なものなのに、「面倒」と感じる方
は多いのでは無いでしょうか?
そこで今日は、
「文章を劇的に読みやすくする方法」
をまとめようと思います。
「読みやすく」する事で、
・コミュニケーションを円滑にできる
・お互いの想いを正確に伝える
・書いている本人も、言いたい事が上手に伝え
られるようになる。
というメリットがあります。
ポイント1 一文を短くする。
長い文章は、それだけで、読む気が失せます。
出来るだけ短くするのがポイントです。
例―――――――――――――――――
×修正前
何もかも許された恋じゃないから、二人はまるで捨て猫みたい。この部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい。だからお前は子猫の様な泣き声でニャーニャーニャー
〇修正後
何もかも許された恋じゃないから、
二人はまるで捨て猫みたい。
この部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい。
だからお前は子猫の様な泣き声で、
ニャーニャーニャー
―――――――――――――――――
一文を短くして、改行を多くして余白を
取る事で、落ち葉の情景が目に浮かぶ
んだのではないでしょうか?
最近は、スマホでメールを読む方も多い
と思いますので、
一文を短くする事で横幅が短くなって、
スマホでも読みやすくなります。
(一行を20文字以内にすると、
スマホで改行されません)
ポイント2
専門用語を使い過ぎない。
特にIT関係の方は、専門用語が多くて
多用してしまいます。
漢字を多用しないのも、文章を読みやすく
するポイントです。
―――――――――――――――――
SEO、SEM、LPO、FTP、EFO、CPC
CPA、CPO、CVR、PHP、DCF、CEO、CFO、CMO、TDL・・・
―――――――――――――――――
もはや、何の事かわからない。。。
(全部わかるあなたは、相当なIT関係者だ!)
僕の妹はWeb広告の会社に勤めていますが
新人の頃は、LPはお昼ご飯の事だと
思っていたようです。
(LP=ランチパック)
今でこそ平気な顔してCVRとか
言っていますが、当時は
BBQとかATMという単語にすら恐怖
を覚えていたようです。
ポイント3
硬い文章にしない。
メールを送る相手や、メッセージを届ける相手にもよりますが、極力日常会話に近いくらい
ソフトな口調が理想です。
仰る通り、左様で御座います。
とか、送られて来たら
畏まってしまい、正座して返信してしまいそうです。
当然、目上の方に対して
「そこんとこ、ヨロシク!」
とは言えませんが、
「コミュニケーションを取る事」
が目的なので、その目的を果たすには
どうしたら良いか?
という、目線で文章を書くと良いと
NAKAYAMAは思います。
文章を読みやすくする方法をまとめると、
ポイント1 一文を短くする。
ポイント2 専門用語を使い過ぎない。
ポイント3 硬い文章にしない。
です。
大切なのは、自分が書きたいように書くのでは無くて、相手が少しでも読みやすくしてあげる
という相手を想う気持ちです。
「メール処理」では無くて、
「コミュニケーション」です。
<追伸>
やる気はなぜ持続しないのか?
ユニクロの柳井正さん、京セラの稲盛和夫さんなど 一流経営者が絶賛する
『目標達成メソッド』
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<今日のひとこと>
「CVはコベッちのことでは無い」