<毎日、風呂掃除をする事になった理由「ドア・イン・ザ・フェイス」 | 株式会社ブルーム

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2015/10/28 水曜日

毎日、風呂掃除をする事になった理由「ドア・イン・ザ・フェイス」


 子供を保育園に入れて、奥さんが仕事に復帰する際に、

僕に「掃除」、「洗濯」、「風呂掃除」、「保育園の送り迎え」「食器洗い」

をやって欲しいと言って来た。


つまり、料理以外の家事全般だ。

(奥さんは美容師で労働時間が長い)

 

奥さん

「料理は私がやるから、それ以外全部やってよ」

 

「え?マジか?オレも仕事あるから、無理だよ。」

 

奥さん

「私だって仕事だもん。じゃあ、洗濯は私がやるから

掃除、風呂掃除、保育園の送り迎え、食器洗いやって」

 

「それやったら1時間ぐらいかかるから、朝は無理だって」

 

奥さん

「頼む!風呂掃除と保育園の送り迎えだけで良いから!」

 

「わかったよ。じゃあ、オレが風呂掃除と保育園の送り迎えやるよ」

 

こんなやりとりがあって、僕は毎日、

風呂掃除と保育園の送り迎えを担当する事になった。

 

後で聞いたところによると、奥さん的には、

子供の送り迎えさえやってくれればOKと考えていたのだ。

(本人談)

 

それが、意図的な交渉で、子供の送り迎えどころか、

風呂掃除まで、僕の担当にしたのだから、かなり交渉上手だ。

 

つまり、最初っから僕に「子供送り迎え」だけで交渉しないで、

断られる事前提で、最初は、無理難題を押しつけてきたのだ。

 

そして僕はすっかり、そのテクニックにはまり、

「子供送り迎え」だけでなく、「風呂掃除」まで

担当する事になる。

 

なぜ、奥さんが使った交渉テクニックが成功したのか?

営業の目線から、解析して見たいと思う。

これは、人間の行動心理が大いに関係している。

 

以前のメルマガでも書いたが、

「返報性の法則」という人間心理がある。

 

これは、スーパーのおばちゃんが無料で

試食を配っているのを食べると

「なんか買わないと悪いなぁ~」と思う人間心理である。

 

FBでいっつも「いいね」してくれる人には、「いいね」を仕返すし、

プレゼントとかもらっちゃうと、「返さないと悪いな」

と思う、誰しもが持っている気持ちを、「返報性の法則」と言う。

 

この「返報性の法則」が、

今回の奥さんとのやりとりでも働いているので

見てみよう。

 

1.奥さんは最初にまず、断られる事前提で、

無理難題を押し付けて来た。

 

2.僕、当然断る

 

3.奥さん、ちょっと譲歩した要求を押しつけて来る

 

4.僕、断るが、ちょっと悪い気がしてきた。

 

5.奥さん、さらに譲歩して、要求

 

6.譲歩してくれた事に対して「悪いな」という気持から

要求を受け入れてしまう。(ここで返報性の法則が働く)

 

こんな流れだ。

つまり、奥さんは最初から「5」を落としどころで考えていたのに

最初から「5」をすると、返報性の法則が働かないから

「1」でわざわざ、断られる前提で、要求してきたのだ。

 

これは、営業でも使えるテクニックだと思わないか?

恋愛でも使える。(営業=恋愛だと僕は思う)

 

1.(断られる前提でいきなり)「ねぇ、キスしようよ」

→当然断られる

 

2.じゃあ、デートしよう。

→断られる

 

3.せめてお友達になって下さい。

→連絡先GET (全部断るのも悪いなーという「返報性の法則」が働く)

 

と、まあこんな感じだ。

このテクニックは「ドア・イン・ザ・フェイス」と呼ばれている

由緒正しき営業テクの1つだ。

 

飛び込み営業マンが、まずは自分の話を聞いてもらうために、

1.イキナリ、ドアに顔を入れて、まずは相手からわざと断られる

2.その後ドア越しに、せめて話だけでも聞いてもらう

という行為から、名前の由来が来ている。

 

重たい数字を持っている営業マン、

旦那さんに何か手伝って欲しいと思っている、奥さん。

まずは、断られる前提で、無理なお願いをしてみよう。

上手くやれば、きっとあなたの思い通りになるハズだ。

 

P.S ウチの場合は、交渉では無くて、最初から、ヘビーなお願いをされる事がある。

内心「出た!ドア・イン・ザ・フェイス。その手には乗らないぞ。」と思うが、

全く譲歩をしてこないので、ただのヘビーなムチャブリと言う事がある。

 

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